何はともあれ、頭を動かす、手を動かす、足を動かす

前回のエントリを書いて、梅田さんのブログで引用していただき、自分の発言がトラックバックを通して多くの方々に読まれたことをまるで他人事のように思いながら、今更ながらブログってすごいねと実感しました。

梅田さんの一連のエントリを読んで、自分の思いや方向がクリアになった人、未だ悶々としてる人、色々な人がいると思うけれど、何はともあれ、頭を動かして、それに一段落ついたら、次は手を動かす、足を動かすことじゃないだろうか。対象の大小は違えども、何かしらのアウトプットを出す。

ちょうど1年前の今頃に、はてなの近藤さんが下のような名エントリを書きました。

はてなに入った技術者の皆さんへ - jkondoのはてなブログ

改めて紹介するほどでもないけれど、これを読んだ時はあまりの名文ぶりにくらくらしたのを覚えています。

でも、僕はこのエントリに対するdankogaiさんのエントリの方が好きだったりします。

404 Blog Not Found:はてなに入りたくても入れないみなさんへ#0
404 Blog Not Found:はてなに入りたくても入れないみなさんへ#1
404 Blog Not Found:はてなに入りたくても入れないみなさんへ#2
404 Blog Not Found:はてなに入りたくても入れないみなさんへ#3
404 Blog Not Found:はてなに入りたくても入れないみなさんへ#4

上記のとは別に、梅田さんがオプティミズム一杯のエールを僕らに届けてくれるたびに、それにdankogaiさんがパンチの効いた返事を返す。*1この2人の言ってる事は根幹では同じで、それが本エントリのタイトルにある、頭を動かした後は手を動かせよってことなんだと、僕は勝手に要約している。

梅田さんにエールをもらい、dankogaiさんに手を動かすことをの大切さを教えてもらい、近藤さんをはじめとするはてなのような会社が実際に行動しているのを見ることができる。

企業の枠内で閉じた世界ではなく、ブログを通じてネットを通じて世界を垣間見ることができるというのは、すごく重要なことだと思う。そんな恵まれた時代に、悶々としている人は考え悩み、手を動かし、行動に移り、アウトプットを出す。目の前にやるべき事がある人は、それに全力で取り組むことからでもいいし、とにかく自分の住む世界の対象にアウトプットを出し続ける。

「楽しんで、かつ、会社の業績に貢献する」ために自分が何をしなければならないかを常に意識していて働いた方が良いということ。今やっている仕事が会社にとって何の役に立つのかが理解できなかったり、やっている仕事がつまらなくてやる気が出なかったら、それはベクトルがずれはじめている証拠。そんな時は、がむしゃらに進まずに、一度一歩下がって、どこがずれているのかを確認・修正した上で再度取り組んだ方が良い。それでもどうしてもベクトルを合わせることができなかったら、転職を真剣に考えるべきだ。


 短い人生、上司から言われた仕事をその必要性も理解せずに苦しみながらやり続けるような生き方はあまりにももったいないし、そもそも会社はそんな人を望んでいない。理想形は、「あいつは好き勝手なことばかりやっているけど、会社にとってはなくてはならないヤツだ」と言われる存在になること。

そういうサイクルを繰り返すしていくと、自分と会社のベクトルが合っているかどうかもわかるだろうし、何よりも自分のベクトルがわかるかと思う。


今回は自分の考えをまとめるのには本当に良い機会でした。そして実際に文章でアウトプットしてみると自分の考えがクリアになる。この場を提供してくれたはてなにありがとう。

相も変わらずまとまりがないけれど、そろそろ会社行きます。

*1:話は逸れるけど、この2人が酒を飲んでる場に一緒に居たら相当楽しいだろうなといつも思ってしまう。