ネット議論の螺旋

なんとなく書いたけど、明らかにさっきまで読んでたバガボンドの影響を受けているw


しかしまあ、最近のブログによる総ジャーナリスト状態というか、梅田さん(id:umedamochio)風に言うなら総表現社会って、バガボンドの世界に似ていると思う。

  • バガボンドの場合
    1. 剣の道に進む
    2. 名を上げようと切磋琢磨する
    3. 他の猛者から一目おかれる
    4. 対戦に告ぐ対戦。宍戸梅軒曰く「殺し合いの螺旋」
    5. 時には敗れ、勝利を重ねる。その中で鍛錬されていく自己
    6. 殺し合いの螺旋の先に見つける何か。一般の武人とは明らかに質が変わってくる
    7. 周りからは畏敬の目で見られる。剣聖となる
  • ブログの場合
    1. ブログを始める
    2. ネット議論に参加しようと、日々エントリを重ねる
    3. トラックバックやコメントがつくようになる
    4. 他のブロガーとの議論のやり取りが続く「ネット議論の螺旋」
    5. 自分の論じたことに責任が生じ始めるため、トラックバックに対して説明、反論などをする。時には炎上、時には絶賛。やたらブックマークされたり。自分の意見を人にわかりやすく伝えること、世の中の議論に対してのアンテナが高くなる。意識してか無意識のうちか、どちらにせよ自己鍛錬が進む
    6. 気づかないうちに質が変わってくる。潜在能力が高ければ高いほど、その変化は大きいはず。エントリ内容の質がどんどん高まる
    7. エントリ毎にトラックバック、コメントがつき、ブックマークも多くなる。アルファブロガーとなる

いや、書いてるほど簡単には最後までは行き着かないけど。


日記目的でブログを始めた人はとにかく、街角で「Web2.0」という言葉を聞くと体が反応しちゃう人でブログを始めた人は、ブログの内容が少なからずネット議論の螺旋に入ってしまっているはず。


でも、大体の人は2で終わる可能性が高く、運良く3へいっても4で干されるか、5で力尽きるか。そんな感じなんだろうか。


こんな風に見ると、おもしろい時代になったもんだと思う。自分はどの位置だろ?
・・・1だ。1以外だったらたいしたもんだ。(小力風)


参考URL:
ウェブ社会「本当の大変化」はこれから始まる