Oracle Open World 2006 Tokyo
に行ってきた。予約したセッションは、ほぼ英語。同時通訳があるけど、意地でも英語で聞いてやると張り切る。
ラリー・エリソンの講演
天下のオラクルCEOを生で見れると、前日は浮かれていたが当日はあっさり遅刻。
目玉はOracle Enterprise Searchなんだろうか。
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2006/03/02/oracle3/
貧弱な英語力ではよくわからなかったけど、Googleをメチャクチャ意識している発言が飛び交っていたようだ。
Googleはエンタープライズ向けでは成功しているとは思えないし、ターゲットも違うだろうから、オラクルみたいな根っからのエンタープライズ企業は関係ないだろうと思ってた。
オラクルの思いは違っていたのか、それともただの比較対象に挙げただけなのか。どの道、CEO自らわざわざ極東に来て発表したんだから、力はそれなりに入っているのかな。
Googleと差別化を図っていたセキュリティやアクセス権限は、DBを抑えているオラクルだからこそ簡単に実現しちゃいそうな印象。個人情報保護法に続くSOX法と、日本では内部統制だ監査だ、セキュリティだと騒いでいるので、タイムリーと言えばタイムリー。
あ。あと、オープンであることの重要性を語っていたのは、激しく同意。日本ベンダーは、言葉だけは出てくるけど、まだまだ実が伴ってないから。
その他講演。展示
ずっとわからないOracle Fusion Middleware。やっぱり今回もわからない。
オラクルがやりたいことって、これなのかな?
- アップグレードの容易性
- 他PPとの連携容易性
講演、展示と見て思ったのはこのくらい。連携に関しては、いまやどこでもSOAだBPELだで盛り上がってるから大して変わらないけど、アップグレードの容易性はおもしろいな、と。
Peoplesoft,Siebelと立て続けに買収して、超垂直統合ベンダーになったオラクルだから言えちゃうような。目指すのはWindows Updateみたいなのだろうか。リリースは08年で、開発中らしいから、はっきりしたことはわからないけど。
とまあ、メモ程度にまとめてみました。